みなみなさま、どうか健康で安全に

 

 

先週は自軍の祭りに参加した。

 

 

前回、ジャニーズWESTの京セラドーム公演を見に行って、その複雑な思いをブログにしたためたばかりだった。

 

しかし、関ジャニ∞くんたちは、私のその複雑な思いを、でっかいでっかい花火で、いとも簡単にひっくり返してみせたのだ。

 

 

 

 

スタジアムの遥か高いところから登場した関ジャニ∞。後ろには真っ青な夏の空を背負って、丸ちゃんの口上から始まった。

 

えらくシンプルなステージに降り立って太陽というでっかくて暑い照明の下で歌う彼らには、凝った演出もお洒落なセットも必要でないことを理解する。

太陽も風も、空を飛ぶ鳥もこの暑くてたまらない気温さえも、全てが彼らのステージを作っていく。

 

 

 

それをひしひしと感じたのが、バンドスタイルのローリングコースターから夕闇トレインの流れの中だった。

 

自然を味方につけた関ジャニ∞は強い。

 

ローリングコースターのイントロが流れた時、

自然と涙が出てしまったのは

この曲のイメージが錦戸亮で作られていたことも関係していたかもしれない。

夕闇トレインのサビでボロボロに泣いてしまったのは、歌詞で渋谷すばるを思い出してしまったからかもしれない。

 

だけどそれだけではなかった。

 

思い出だけで泣かせるような関ジャニ∞ではない。ローリングコースターからの余韻ではじまる、イントロ。バックに映る「夕闇トレイン」の文字はちょっとダサくて思わず笑ってしまった。

 

イントロが始まるや否や、オレンジ色に染まっていく空が背景にしっかりはまる。

薄暗くなっていくのとは対照的に、スタジアムはペンライトの光で満たされていく。

エレクトロニックなイントロと、ペンライトの電球が妙にマッチしているような気がした。

 

それら全てがステージにいる彼らに注目が注がれるための要素として働く。

 

この景色もしかしたら2度止まらないかもしれないと、ふと思った。

 

思い出だけでなく、今の彼らの儚さと力強さが今まで信じてきた、何度も現実を突きつけられた、永遠という概念を再びぐらつかせる。

 

 

さまざまな思いをのせた、18周年のという節目に、スタジアムという特別な場所で、夕焼けの中、満員の客席で光るペンライト、そこにいる私たち

 

これらすべてはもう二度と再現されない。同じような景色にしかならない。その時は思わなかったが、今では8ESTも十祭もそうであった思う。

私はこの景色を焼き付けようと思った。

焼き付けようと思っても忘れてしまうのに、でもどうにかして自分の中にこの景色を残しておきたかった。7人の影がうっすらと見える、リアルな空気の中にある5人の姿を。

 

 

 

ライブの最後に、関ジャニ∞は「また」と言ってくれる。この「また」がどんなに難しいかを、脱退やコロナを通じて嫌というほど感じてきた。

二度と見ることのできない風景だけど、それよりさらに進化したとんでもない景色を見せてくれることを約束してくれる彼らのことを信用している。信用にたる行動をいつも見せてくれる。「永遠」の現実を見てしまってもなお、この信用は揺らぐことはない。

 

 

 

 

 

ジャニーズWESTが3大ドームツアーを成功させ、なにわ男子の勢いが凄まじい中、その勢いに乗って関西ジュニアたちがめきめきと力をつけ台頭して、下からの追い上げがすごいと感じる昨今、我が本軍の彼らは今週末にも千葉にでっかい花火を打ち上げるべく挑んでいる姿を見せてくれている。

 

 

 

みなみなさま、どうか健康で安全に。

 

 

冬にその大成された姿をみれるよう、私もエイターの皆さまも、自愛に自愛を重ね、この暑い夏を乗り切りましょう。